2025年1月号
新年あけましておめでとうございます。
タスクマンレターでは、本年もお客様に有益な情報をお届けしてまいります。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
令和7年1月吉日 代表 井ノ上剛
新年を迎えるにあたっての抱負
お客様のご要望にお応えすべく、2025年は次の取り組みを推進致します。
2025年の取り組み
1.介護障害福祉事業の「運営指導対策」を正式業務化します。
2.同じく「部門別会計」への対応を正式業務化します。
3.同じく「財務情報公表」、「経営情報データベースへの情報公開」のサポートを正式業務化します。
業務体制が整い次第、ご対応時期をご案内致します。
所得税非課税枠 103→123万円へ
すでに新聞・ニュースで報道されております通り、いわゆる年収の壁(所得税非課税枠)が103万円から123万円に引き上げられます。必要な法改正が間に合わないため、2025年分については年末調整時の対応となる見込みです。
今後どこまで非課税枠が拡大するか、注視して参ります。
2025年も処遇改善臨時補助金?
2024年12月の補正予算成立により、介護障害福祉業界で従事する常勤職員1人当たり、54,000円の一時金を支払う規模の予算が計上されました。54,000円はあくまでも全体平均値であり、必ずしも介護職員それぞれに54,000円の支給が補償されているわけではない点にご留意下さい。
必要な手続きの全容が明らかになり次第、お客様にご案内致します。
雇用保険料率 4月引き下げ
雇用環境の改善により、雇用保険財政が回復傾向にあります。令和7年4月、雇用保険料率が労使ともに0.05%引き下げられます。
労働者負担 | 事業主負担 | 合計 | |
令和6年度 | 0.60% | 0.95% | 1.55% |
令和7年度 | 0.55% | 0.90% | 1.45% |
給与計算の代行を承っているお客様につきましては、4月度から引き下げて計算致します。
シルバー人材センター会員数減少
シルバー人材センターの会員数が、ピーク時(2009年)の79万人から10万人以上減少しています。背景として2点考えられます。
1点目は企業の定年延長や再雇用制度が広がり、60歳を過ぎても現職に留まる高齢者が増えている点。2点目はシルバー人材センターの仕事の8割以上が清掃や家事などの軽作業であり、就労希望者が希望する仕事(例:デスクワーク)との間にミスマッチが生じている点です。
「若年労働者の不足を高齢労働者で補う」という労働施策も、今後転換期を迎えそうです。
編集後記
2024年12月開催の当社忘年会におきまして、職員一同から創業10周年を祝う花束と記念品のサプライズ贈呈がありました。当社のイメージカラーである「青=誠実さ」から、花を選んでもらったとのこと。12月、多忙な業務をこなしながらも、このように素敵な贈り物を準備してくれた職員に、心から感謝するとともに、受け取ったときは感極まりました(T T)。
お花については「私(井ノ上)へ」の贈り物というよりも、皆で10周年を祝いたいとの思いから、オフィスの入り口に飾らせてもらいました。
15周年、20周年も同じ面々(+アルファ)で迎えられるよう、しっかりと経営のかじ取りを行おうと、決意を新たにした年末のひとときでした。
(文責)代表 井ノ上剛