2023年10月号
扶養枠130万円の壁崩れる
政府による「年収の壁対策パッケージ」の概要が判明しました。会社員の配偶者の扶養から外れる「年収130万円の壁」について、一時的な増収であれば、連続2年までは年収130万円を超えても、保険者(協会けんぽ等)の判断により扶養に留まることが可能となります。
また従業員101人以上の企業で社会保険料の納付義務が生じる「年収106万円の壁」に対しては、企業への助成金で対応することになります。具体的には社会保険加入による手取り収入の減額分が回復する年収125万円に向け、賃上げ等の計画作成に取り組んだ企業に、従業員1人あたり最大50万円が給付されます。
詳細情報が判明次第、お客様へご案内致します。
特定事業所加算 報酬規程の変更
「サービス提供体制の強化に対する加算」である以下3種類の届出業務報酬規程を、令和5年11月16日付変更させて頂きます。
対象となる加算
〇特定事業所加算(訪問介護、障害居宅、重度訪問介護等)
〇サービス提供体制強化加算(通所介護等)
〇福祉専門職員配置等加算(通所型障害福祉事業)
変更前:1申請につき一律3万円
変更後:1申請につき5万円 (以下注意点参照)
注意点
在宅型障害福祉サービス(居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護)において同時に複数の届出を行う場合、2件目以降は2万円でご対応します。
重度要介護者等(障害者)対応要件を算定する場合、2万円増となります。この場合の該当区分は介護・障害ともにⅠ、Ⅲ、Ⅳとなります。
令和5年11月15日までは、お申込み時点で算定要件を満たしている場合に限り、旧料金にてご対応致します。お申込み多数の場合は、ご希望の算定月での対応ができない場合もございますので予めご了承ください。
年末調整【生命保険料控除、損害保険料控除】
年末調整の時期が近づいています。個人で生命保険、地震保険に加入している方に対して、10月中旬より、各保険会社から控除証明書が郵送されます。年末調整を受ける方は、手続きに必要となります。
各自保管し、年末調整時に事業所あてに提出するよう周知をお願い致します。
社会保険等級変更の時期です
4~6月の賃金に基づき社会保険算定基礎届を提出している被保険者については、9月分社会保険料から新たな等級に変更されます。
等級の変更タイミング
9月分保険料を9月支給給与で徴収の場合 → 9月支給分から変更
9月分保険料を10月支給給与で徴収の場合 → 10月支給分から変更(一般的にはこちら)
編集後記
不遜ながら業務外の活動をお伝え致します。
7年前から奈良県橿原市議会議員職を拝命しております。社会貢献したいとの思いを実行に移すべく、後先考えずに一念発起したのが契機です。
そのような中、来る10/22執行の「奈良県橿原市長選挙」におきまして、選挙本部統括の職を拝命しました。
チラシ制作・配布、スタッフ動員、他市議員の調整、選挙カーの管理までを統括しており、極めて多忙な毎日を過ごしております。
お客様対応には絶対に支障をきたさない様、細心の注意を払います(レスが遅くなる場合でも24時間以内にはご対応致します)。ご迷惑をお掛け致しますが、10/22までお許し頂ければ幸いです。