健康保険証はいつ手元に届きますか?それまでに病院に行く場合はどうすればよいですか?

健康保険証はいつ手元に届きますか?それまでに病院に行く場合はどうすればよいですか?

健康保険証はいつ手元に届きますか?それまでに病院に行く場合はどうすればよいですか?

手続きから2週間程度かかります。それまでに病院に行く場合は、2通りの方法があります。

解 説

冒頭で、健康保険証が届くまでの通常のフローをご説明します。

7月1日入社(資格取得)の場合の例

入社&必要書類の提出(7月1日)

ご入社までに、ご本人から正確な履歴書を受け取るとともに、扶養親族の氏名、生年月日、個人番号(基礎年金番号)などの必要情報を得て下さい。(詳細は担当者よりご案内します)

STEP
1

資格取得届の提出(7月3日)

入社情報を当社に連携頂き次第、資格取得届(被扶養者異動届)を提出します。つまり、入社前に手続きすることが出来ないため、健康保険証の受け取りを早期にご希望の場合は、入社後直ちに提出できるよう、事前準備をお願いします。

STEP
2

健康保険証の到着(7月17日 約2週間後)

健康保険証は約2週間後、会社宛てに郵送されます。日本年金機構HPでは「概ね2週間。4月などの繁忙時期にはそれ以上の可能性も」と示されています。扶養親族がいる場合は、先に被保険者(本人)分の健康保険証が到着後、後日扶養親族の健康保険証が届く場合があります。

STEP
3

健康保険証の手渡し(7月18日)

健康保険証をご本人に直接手渡して下さい。

STEP
4

実際に保険証を受け取るのは7月18日であったとしても、健康保険の資格自体は7月1日に得ていることになります。従って7月1日以降、保険証を受け取るまでの期間に通院する場合、次の2つの方法により保険診療を受ける事ができます。

1.いったん全額自己負担し、その後還付を受ける

1つ目は、いったん病院窓口で医療費の全額を支払い、保険証を受け取った後に、「療養費支給申請書」によって保険診療分を還付請求する方法です。

>>療養費支給申請書の手続きはこちら

自己負担割合は次の通りですので、その逆の割合分が戻ってくることになります。

  一般・低所得者 現役並の所得者
75歳以上 1割 3割
70歳以上75歳未満 2割 3割
小学生以上70歳未満 3割
小学生未満 2割

2.年金事務所で健康保険被保険者資格証明書を受け取る

2つ目は日本年金機構の窓口で「健康保険被保険者資格証明書」を申請する方法です。これにより、証明日から20日間に限り、健康保険証の代わりになります。この場合、病院窓口では自己負担割の支払いだけで済みます。 「健康保険被保険者資格証明書」 の手続きのためには、被保険者本人または会社の方(代理申請も可)が日本年金機構の窓口を訪れる必要があります。

>>健康保険被保険者資格証明書の発行手続きはこちら

「健康保険被保険者資格証明書」を希望する従業員さんがいる場合、その旨を事前にお知らせ頂き、その方の手続きを別途準備する必要があります。当社で提出書類をご準備し、お渡ししますので、従業員ご本人または会社の方が、日本年金機構の窓口へ持参して下さい。

ご注意下さい

①すでに事業所自体の新規適用が済んでいる場合
まず被保険者(被扶養者)の資格取得を電子申請で行います。申請後数日で「健康保険被保険者資格証明書 」が発行可能な状態となります。タイミングは当社担当者が個別に状況確認して、お客様にご通知します。

②事業所自体の新規適用を行うのと同時期の場合
事業所の登録までに日数がかかるため、「健康保険被保険者資格証明書」の発行にも日数を要します。結果として2週間程度かかる場合があるため、 事業所自体の新規適用を行うのと同時期の場合は、1つ目の方法「いったん全額自己負担し、その後還付を受ける」のが適しているものと思われます。

上記①②について、個々のケースではこれ以外の方法が適している場合がある点をご了承下さい。