介護障害福祉事業を開業する方向けの相続遺産分割講座⑲|所得税(準確定申告)と相続税の納税期限
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■所得税の準確定申告
1.フローチャート~所得税の準確定申告


2.解説~所得税の準確定申告
準確定申告は被相続人の死亡した年(場合によっては死亡した年の前年も)の所得税を申告・納税する手続きです。
平成26年1月1日~3月15日(所得税の確定申告期限)の間に亡くなった方で、まだ平成25年分の確定申告が済んでいない場合を考えます。
この場合、死亡日から4カ月以内に2年分(平成25、26年)の申告・納税を行う必要があります。
平成25年分の確定申告を済ませて亡くなった方、または3月15日以降に亡くなった方の場合は、死亡日から4カ月以内に平成26年分の申告を行う必要があります。
確定申告はそもそも本人の所得税を計算するものですが、本人が亡くなった後、相続人が行うため、「準」という言葉が付きます。
次にフローチャートの内容について解説していきます。
3.①給与所得だけなら準確定申告は不要
被相続人の所得が給与所得のみで、死亡時に年末調整をすることが出来るならば、その時点で所得税の精算が終わり、準確定申告は不要です。
会社勤めの人の多くに確定申告義務がないのと同じ理由です。
4.②所得金額が38万円以下なら準確定申告は不要
所得税には全ての人に基礎控除(38万円)が認められているため、そもそも所得が38万円以下の場合、申告をしても税額がゼロになります。
このような場合にも準確定申告は不要です。
■相続最大の関門 相続税の期限
最後に相続税について概要を説明します。
相続税の申告期限は、死亡日の翌日から10か月目に当たる日です。
この期間に、誰が・何を相続するかを決定し、遺産分割協議書に記します。
その遺産分割協議書に基づき、税額を計算して申告を行います。
平成27年1月1日以降の死亡について、基礎控除が減少し、一部の税率が増加します。
【この記事の執筆・監修者】
- (いのうえ ごう)
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ご了承お願い致します。
◆1975年生 奈良県立畝傍高校卒 / 同志社大学法学部卒
◆社会保険労務士・行政書士
◆奈良県橿原市議会議員
◆介護福祉士実務者研修修了
◆タスクマン合同法務事務所 代表
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