3種類のデイサービス(通所介護)|対象者、サービス内容は?設立・開業前にデイサービスの概要を理解しましょう

デイサービス(通所介護)の概要
井ノ上剛(社労士・行政書士)

通所介護(デイサービス)の開業を計画中の方に対する、連載コラムの導入編です。通所介護の種類、対象となる利用者、サービス提供の概要などについて解説していきます。まずはこのコラムを読んで、通所介護(デイサービス)とはどんな介護保険サービスか?の枠組みをつかみましょう。

このコラムの推奨対象者

・通所介護(デイサービス)の種類を理解したい方
・通所介護の対象者とサビス内容を理解したい方
・通所介護の利用者自己負担額を理解したい方

コラムの信頼性

タスクマン合同法務事務所は、介護障害福祉事業の設立と運営支援に専門特化した合同法務事務所です。このコラムのリライト(更新)時である、令和3年8月時点、これまでに設立支援した介護障害福祉事業件数が、累積400社を突破。日々デイサービス(通所介護)の設立相談も数多く承っています。安心してお読み下さい。

3種類のデイサービス(通所介護)

高齢化社会の進展に伴い、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など、介護ニーズはますます増大しています。

その一方、核家族化の進行、介護する家族の高齢化など、要介護高齢者を支えてきた家族をめぐる状況も変化しつつあります。デイサービス(通所介護)は施設に日帰り通所する高齢者をサポートする介護保険サービスです。

デイサービス(通所介護)には大きく分けて3種類あります。

種類 内容
①通所介護 利用定員19名以上(要介護者)
②地域密着型通所介護 利用定員18名以下(要介護者)
③1号通所事業 要支援者に対する予防介護

本コラムでは①通所介護について解説を進めていきます。

デイサービス(通所介護)のサービス内容

デイサービス(通所介護) は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持改善、家族介護者の負担軽減などを目的として実施されています。

利用者が デイサービス(通所介護) 施設に通い、事業者が食事や入浴などの日常生活上の支援、生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスなどを日帰りで提供します。

生活機能向上グループ活動などの高齢者同士の交流もあり、施設は利用者の自宅から施設までの送迎も行います。

デイサービス(通所介護) の対象者とサービス提供事業者

利用対象者は要介護1~要介護5の認定を受けている高齢者です。要支援1、要支援2の人は利用できません。(→こちらは1号通所事業で対応)。

サービスの提供は、社会福祉士などの生活相談員、看護職員、介護職員が担います。

また、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師のいずれかの資格を持った機能訓練指導員が、日常生活に必要な機能を維持するための機能訓練を行います。

通所介護の利用者負担額

事業所の規模や利用時間によって費用が決まる仕組みですが、通常規模※のデイサービスの場合、要介護度に応じて、一回当たり約650円~1125円となっています。

※通常規模
1カ月の平均利用延べ人数:301~750人
1日の利用時間:7~8時間

>>デイサービス規模別3種の比較はこちら

なお、日常生活費(食費・おむつ代など)などは、別途負担する必要があります。

まとめ

以上がデイサービス(通所介護)のサービス内容の概要です。連載コラムでは、これからデイサービス(通所介護)を設立・開業する方に対して人員基準、施設基準、報酬算定方法など、出来る限り詳しく解説していくので是非ご一読下さい。

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